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近視研究会学術集会に出席して(2019-11-27)

近視研究会学術集会に出席して(2019-11-27)

R元年11月9日 東京で開催されました第4回近視研究会学術集会に参加して参りました。この会は、近視を専門に研究されている先生方が、近視の臨床と研究の最新情報を発信してくださる会です。今回は、近視予防に焦点をあてた内容が主でした。
そのなかで、興味を持った内容をご紹介いたします。
最近は、学童期の子供達の近視の有病率の上昇が話題となっております。近視は緑内障の罹患率を上げる要素である他、度数の強い高度近視になると、失明につながるような網膜剥離などの眼底病変を合併する率も高くなり、いかに進行を抑制するかが課題となっており、近視有病率の高い東アジア諸国では、盛んに研究が行われております。その中で、明らかになってきたこととして、屋外活動があります。1日二時間1000ルクス以上のバイオレット光(主に屋外環境で得られる光)を浴びることで、有意に近視進行が抑制されたという研究結果が台湾から報告されました。
そのため、台湾では国をあげて学校で屋外活動の取り組みをしているそうです。
また、点眼薬による近視抑制治療も、研究が進んできており、シンガポールでは、治療薬として使用開始されております。日本でも、臨床試験が行われており、数年後には、厚生労働省の認可をうけ、保険適応のある治療に発展していける可能性がでてきております。(現在は、日本ではまだ未承認薬となっており、保険外の医療となります。)
その他、近視を抑制する成分としてクロセチンという成分が注目されております。
これはクチナシの果実やサフランに含まれる黄色カロテノイドで、サプリメントとして、販売もされております。
以上が、今回の学術集会のご発表のなかで、とくに興味を持ちました内容です。
近視予防は、近視有病率が上昇している最近の傾向を考えると、これから益々注目されるべき分野ではないかとあらためて感じました。

院長

2019-11-27 10:00:00

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