2024/01/12
今年は、能登半島での地震、さらには日航機と海保機との衝突事故とお正月早々から暗いニュースが続きました。
地震の際は、やっとコロナ禍での自粛がとけ、家族、親戚で久しぶりに一緒に過ごされていた方も多いと思われ、被災地の映像を見るたびに、胸が締めつけられる思いがいたします。亡くなられた方、まだ安否が確認できていない方も多数おられ、一日も早く、御家族の元へ帰ることができるよう切に思うと同時に、日本の昔ながらの懐かしい原風景が多数みられる能登地方の復興を願うばかりです。
さて、当院は昨年、開院20周年を迎えることができました。
これも地域の皆様が支えてくださっているおかげと厚く御礼申し上げます。
今年度の目標は、当院の理念である患者様に安心していただける医療の提供は継続したうえで、当院の課題である患者様の待ち時間を少しでも減らすことができればと考えております。
コロナ禍の中、早朝から並ばれている方への負担軽減及び待合室の混雑の解消を目的に、予約制を導入致しました。それにより、上記2点については、だいぶ改善された状況となっております。しかし、患者様全員を予約枠に入れることができず、苦肉の策として、4か月までの定期検査が必要な方で希望される方を予約とし、それ以上間隔をあけることができる方を予約外とすることで、対応しております。
現状は初診の方、予約外の方で、全受診患者様の半数を占めており、さらに緊急で診察をしなければいけない患者様もいらっしゃるため、予約の方々についても優先的に診察させていただいてはいるもののその日の混み具合によっては、お待ちいただく時間が長くなる日もございます。
患者様、御一人 御一人に丁寧に診療し、その方にとって最善の方向性を考えていくことが第一と考えており、その部分を維持したうえで、来院してから、お帰りになるまでの時間をいかに短くするか、これからも努力してまいりますので、ご理解いただけたら幸いと存じます。
今年度もオホーツク地域の眼の健康を守るべく、
職員一同、精進していく所存でございます。
ひき続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様にとってこの1年が穏やかで明るい年になりますようお祈り申し上げます。
院長