のみやま眼科|北見市常盤町の眼科|白内障、マイボーム腺機能不全、近視進行抑制治療

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北海道北見市常盤町1丁目1-1

マスクについて

木々を吹き抜ける風にも、夏の香りを感じる今日この頃。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

今回、お話させていただくのは、マスクについてです。
一言にマスクといっても様々な種類がありますが、コロナ禍で耳にすることも多くなった「不織布マスク」を掘り下げてみようと思います。

まず不織布という言葉ですが、「織っていない布」という意味があり、繊維を化学処理や熱処理で絡ませたり接着したりして作る布のことを言います。
一般的に不織布マスクは3層構造になっており、重要な役割をしているのが中間の不織布層です。加工を施し捕集機能を向上させているものもあります。

最近ではウレタンマスクなどもありますが、2020年のスーパーコンピューター富岳によるシミュレーション結果では、吸い込み及び吐き出しの飛沫量が、不織布でそれぞれ70%カット、80%カットに対し、ウレタンではそれぞれ30~40%カット、50%カットとなっており、これらをみても、不織布マスクが感染予防により適していることがわかります。

ただ、どんなにいい性能のマスクを選んでも、きちんと装着できていないと十分な効果を得られません。
裏表を確認し、鼻、口、あごを覆い、顔にフィットさせましょう。プリーツタイプは折り目が下向きになるようにつけます。
外すときは、なるべくマスクの表面には触らず、片耳ずつゴムを持ち顔から外します。

上記のことをふまえて、当院では不織布マスク着用での受診をお願いしております。

お互いに感染しないよう、正しくマスクを装着し感染予防をしていきましょう。

医療事務スタッフ