2023/07/21
オホーツク地域特有の気候である、気温の高低差が激しい日が続いている今日この頃、皆様体調を崩されてはいませんか?
さて、今回は2023年3月より当院で導入しました対話支援システム「comuoon コミューン」についてお話ししたいと思います。
当院はご高齢の患者様が多く、中にはお耳が遠くなっている患者様もいらっしゃいます。
聴覚は加齢に伴い高音域から聞こえにくくなっていきます。音が小さくなると、こもって聞こえにくい状態になります。また難聴の種類として感音性難聴と伝音性難聴に加え、それらが混合した難聴があります。そのような方が聞き取りやすい音とは大きな音ではなく高精細でクリアな音です。
「comuoon」は、
1.聞き取りやすいクリアな音 2.耳にまっすぐ届く強い指向性 3.脳が認識しやすい高精細かつ自然な音 |
現在、診察室の一部と会計カウンターに設置しております。
院内で「comuoon」を使用してみて
診察室では、難聴の患者さんへの病状やお薬の説明がスムーズになり、会計でも「これは何?」とスピーカーに興味を持つ方や、「先生のところにあるスピーカーと同じもの?先生の声がはっきり聞こえて嬉しいわ」といったお声も頂いており、概ね好評と思われます。
「comuoon」は病院のみならず、ご家庭での日常会話やテレビ視聴などにもご利用できます。
ヒアリングフレイルとは聴覚機能の衰えのことで、聴き取る機能の低下によるコミュニケーションの問題や生活の質の低下を含む身体の衰え(フレイル)の一つです。
「comuoon」は外界からの情報を取り入れやすくなるため、ヒアリングフレイルの対策の一つになると考えられます。
もしも、難聴が原因で周囲の方とコミュニケーションが難しいという方、またそのご家族、興味がある方は下記まで問い合わせてみてはいかがでしょうか? https://www.towayakuhin.co.jp/healthcare/lp/comuoon/
医療事務スタッフ